低予算でも工夫して作る

用紙のオプション

冊子

内容の充実はもちろん、表紙のデザインも同人誌製作においては大切な要素です。
イベントの来場者にサークル活動をアピールするためにも、目を引く表紙に仕上げたいところです。
近年ではフルカラー印刷の表紙も増えていますが、予算の関係上1色もしくは2色刷りが限度だというサークルもあります。
しかし少し工夫すればフルカラー印刷にも負けない見栄えの良い同人誌を作ることができるのです。
まず検討したいポイントは表紙に使う用紙です。
同人誌印刷所の料金表は、厚めの白色上質紙を基本とした金額です。
ところがパンフレットをじっくり読むと、無料で艶のあるコート紙に変更できたり、より厚い紙を選んだりすることが可能なケースがあります。
同じ上質紙であっても紙色を変えればがらりと印象は変わるのです。
もう少しお金が出せるのならば、オプションで特殊紙を使ってみるのもおすすめです。
特殊紙とはエンボスやマーブル模様などの加工がされた紙を指しており、厚みも値段も様々です。
大型文具店でも売られているので、紙の名前を聞いてもよく分からないときは実物を手に取るのがよいでしょう。
同人誌印刷所によっては特殊紙のサンプルをくれるところもあるので、積極的に取り寄せてみましょう。
表紙だけでなく本文に使う紙を変えることもできます。
クラフト紙やアイボリー系の色合いがよく使われており、表現の幅はさらに広がります。
本文の用紙は表紙のデザインとのバランスを鑑みて選ぶのがキレイに仕上げるコツです。

売れ行きアップのために

ペンタブレット

同人作家のほとんどが、同人誌の印刷や製本を印刷会社に依頼しています。
原稿を自身で、コピーして綴じることでも同人誌を作ることはできますが、この場合はコストが多くかかります。
コピーは1部10円となっていることが多いので、50ページ分を両面刷りするだけでも、1000円ものコストがかかるのです。
しかも、1ページずつ順番に並べて綴じなければならず、製本にも多くの手間暇がかかります。
ところが印刷会社に依頼すれば、かかるコストや手間暇は、大幅に少なくなります。
印刷部数にもよりますが、両面刷りをする場合でも1ページあたりのコストは5円ほどとなっています。
そのため50ページの同人誌の場合、1冊あたり250円というコストで作ることができるのです。
印刷部数が多い場合は、1ページあたりの単価はさらに安くなります。
1000部の場合は単価が約2円なので、その分同人誌を1冊あたり100円ほどで販売することが可能となります。
安ければそれだけ売れ行きがアップしますし、価格を多少上乗せすれば、同人作家の利益もアップすることになるのです。
もちろん自力で作る場合よりも、品質の良い同人誌が仕上がります。
印刷の精度が高く、色合いは鮮やかですし、なおかつ装丁も美しいので、その点からも売れ行きがアップしやすいと言えます。
このように同人誌の制作では、印刷会社が多いに頼りになるのです。
依頼することが、同人作家としての成功を左右すると言っても過言ではありません。

発行責任を示す奥付も

読書

同人誌の制作にあたっては、メインとなる小説や漫画だけでなく、それを飾る表紙や裏表紙なども用意しなければなりません。
これらは、より上質な厚手の用紙に印刷されることになります。
そのためこれらをつけることで同人誌は頑丈な状態になり、頒布しやすくなるのです。
もちろんフルカラー印刷にすることもできますし、さらにホログラム加工やデボス加工も施すことが可能です。
これらにより同人誌は、一層見栄えが良くなりますし、その分人目を集めることになります。
さらに同人誌には、奥付もつける必要があります。
奥付とは、その同人誌の制作者名と連絡先、そして発行年月日や印刷会社名を記したページです。
同人誌では、発行責任を全うするために、これを裏表紙の手前につけることがルールとなっているのです。
義務ではないものの、即売会などのイベントでは多くの場合、主催者側からこのことが要求されます。
つまりイベントで頒布する目的で同人誌を作る場合は、奥付は必ず入れなければならないということです。
また印刷会社名も入れるわけですから、印刷会社にとっては奥付は宣伝にもなります。
特に表紙加工などに力を入れている同人誌の場合、頒布することでその印刷会社の技術が広く知られることになるのです。
そのことから奥付に社名またはロゴをやや大きく載せることで、印刷および製本料金を割引するという印刷会社もあります。
このメリットからも、ほとんどの同人誌に奥付が入れられています。

低予算でも工夫して作る

冊子

同人誌の表紙や本文に使う用紙を工夫すると、同じ原稿でも仕上がりに差が出ます。無料の紙見本を用意している印刷所もあるので、具体的なイメージが湧かない場合は実物を見ながら印刷デザインを考えるのが一番分かりやすい方法です。

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印刷や製本のサービス

CMYK

同人誌を印刷したい場合、専門の印刷所へ注文するのがおすすめです。そういったところは少部数からでも対応してくれたり、印刷の説明や製本について詳しく説明してくれます。オンラインのサイトからいつでも注文ができるので、気軽に同人誌作成ができるようになっています。

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業者を使うメリット

男性

同人誌にはコピー本と印刷業者に任せた製本の二つがあります。どちらもメリットとデメリットがあり、自分に合った方を選択する必要があります。製本まで自分でやりたい場合はコピー本、製本は専門に任せて中身に集中したい場合は業者、と分けて考えましょう。

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